ISSUE 01 / 2021

「老い・ボケ・死」をポジティブに捉え直すための演劇

菅原 直樹(老いと演劇 OiBokkeShi 主宰)
EPISODE 02
目の前の誰かとの間に横たわる線

ネガティブでタブーなものとされがちな「老い」。それをテーマに、岡山県和気町を拠点に芝居を作る演劇OiBokkeShiが、世代を超え注目を集めている。その理由を探るべく、劇団の主宰者であり介護福祉士でもある菅原直樹さんに話を伺った。

文:池尾 優
Copyright © SOCIAL WORKERS LAB All rights reserved.

ネガティブでタブーなものとされがちな「老い」。それをテーマに、岡山県和気町を拠点に芝居を作る演劇OiBokkeShiが、世代を超え注目を集めている。その理由を探るべく、劇団の主宰者であり介護福祉士でもある菅原直樹さんに話を伺った。

文:池尾 優
菅原 直樹

1983年栃木県宇都宮生まれ。劇作家、演出家、俳優、介護福祉士。「老いと演劇」OiBokkeShi主宰。青年団に俳優として所属。2010年より特別養護老人ホームの介護職員として勤務。2012年、東日本大震災を機に岡山県に移住。認知症ケアに演劇的手法を活用した「老いと演劇のワークショップ」を全国各地で展開。

介護と演劇は相性がすごく良い

OiBokkeShi―オイボッケシ。愛らしい郷土玩具をイメージさせる名前は、「老い・ボケ・死」をもじったものだ。長らく東京で俳優として活動してきた菅原さんが介護の世界に飛び込んだのは、20代後半のこと。別のスキルを身につけようと働き始めた老人ホームで、多くの高齢者と接するうちに、介護や認知症の概念がどんどん覆されていったと話す。

「お年寄りほど良い俳優はいないのでは……と劇的な感動を覚えました。腰の曲がったおばあさんがゆっくり歩いているだけなのに、そこには個性や人生が滲み出ている。聞けば、青春時代を満州で過ごしたりシベリア抑留の経験がある方もいて、老人ホームには様々な人生が詰まっていることを知りました」

とはいえ、認知症の方とのコミュニケーションは一筋縄ではいかないことも多い。代表的な障害としては、物忘れが激しくなる記憶障害や現実と認識にズレが生じる見当識障害等が挙げられる。例えば、老人ホームをビジネスホテルと思い込み、介護職員を時計屋さんと勘違いする、なども日常茶飯事だ。

「常識的にはおかしな言動や失敗が増えていきますが、認知症の方にとっては仕方のないこと。にもかかわらず、いちいち正したり失敗を指摘したら彼らの気持ちが傷つくのでは?と思うようになりました。喜怒哀楽などの感情はしっかり残っているためです。大切なのは、理論理屈にこだわらず感情に寄り添う関わり方。そこでは、時には介護者が『演じる』ことも重要なのでは?と思うようになったんです」

時には受け入れたり、(実際は無いものを)見たふりをしながら、認知症の方が見ている世界を尊重しつつ現実との折り合いをつけていく。そんな関わり方を、菅原さんは学んでいった。事実、彼らの感情を無視してこちらの現実に引きずりこむような対応では認知症の症状が悪化することも多く、コミュニケーションの重要性が伺える。

高いやりがいの反面、ときにきつい仕事とも言われる介護職だが、人間味溢れるこの現場で菅原さんが感じたのは、どこまでも豊かな老い・ボケ・死の世界。それらを、演劇を介して伝えたい!という想いを強めていった。

看板俳優は94歳。できることが増えている

OiBokkeShiの看板俳優は「岡じい」の愛称で親しまれる岡田さん(94歳)。彼無くして今の劇団は存在しないと、菅原さんは彼との出会いを振り返る。2012年、岡山に移住した菅原さんは劇団を立ち上げるべく、メンバー募集も兼ねて演劇と介護のワークショップを開催。その開始1時間半前に、一番乗りで訪れたのが当時88歳の岡田さんだった。

「芝居に対する気合が感じられましたし、耳が遠いのに芝居の時だけ良くなったりして、この人は何かすごいぞと。聞けば、昔から芸事が好きで、映画俳優を目指し数々のオーディションを受けてきて、今村昌平監督の映画にもエキストラ出演した経験がある、と。実は、演劇経験の豊富な方だったんです。また、認知症の奥さんの介護もしてもいた。まさに老いと演劇を体現している人だと思いましたね」

そんな岡田さんとの芝居作りは試行錯誤の連続。演出家として完成度を求めるあまり岡田さんにダメ出しをしてしまった時期もあった、と菅原さんは省みる。以来、岡田さんそのものの魅力をうまく引き出すことで、なるべく負荷をかけないよう工夫を重ねている。岡田さんの境遇と近い役を用意したり、岡田さんが普段よくする話を台本に組み込んだり、といったことだ。

「例えば『ポータブルトイレットシアター』。岡田さんが台本通りにいかない時、共演者は戸惑い軌道修正を図りますが、その困っている空気ごとお客さんに楽しんでもらう。共演者は、俳優という名の介護者になっているんです。以来、この『失敗もOK』な方法論でやっています」

また、基本的に台本は読みこまない岡田さんだが、ピンとくる印象的なセリフは一回読んだらすぐに覚えてしまうのだという。逆に言えば、良いセリフを書かなければならない。そこで僕は試されているんですよ、と菅原さんは苦笑する。

岡田さんの出演シーンは、本人の希望で年々長くしてきた。「認知の巨匠」(2019年)では2時間出ずっぱり、「ポータブルトイレットシアター」では1時間半出ずっぱり・喋りっぱなし。94歳になり日常ではできないことが増える一方、舞台上では「できることがどんどん増えている」と菅原さんは不思議がる。

「岡田さんは単なるおじいさんではなく、僕にとっては大事な演劇仲間。信頼関係ができてくれば、お互いが引き出しを開け始め、その中ではできることが増えていく。それを岡田さんは身をもって教えてくれます」

誰もが異質な世界を生きている

OiBokkeShiの舞台では、高齢者で介護者でもある岡田さんのような役者もいれば、認知症の人が出ることもある。初めて観るなら、戸惑う人もいるかもしれない。表現の上で菅原さんが大事にしていることは何か。

「認知症か否かではなく、誰もが違う世界を見ている一人の人間なんです。それを踏まえて、認知症の人が異質な世界を見ているのではなく、実は自分も異質な世界を見ているのでは?と気づかされるような体験をしてもらいたくて、芝居を作っています」

演劇と介護、どちらの現場で関わる人も、菅原さんにとっては「認知症の人」ではい。それぞれ強烈な「○○さん」なのだと声を強める。そんな彼の視点は、認知症に留まらず、価値観の違う人を理解する上での大きな指針になりそうだ。

「人は、自分が見ている世界に支配されてしまいがちです。それを忘れずに、コミュニケーションに意識的になることが大切です。あまりにも異なる世界を見ている人に関しては、寄り添うことで心が通じ合う瞬間が生まれて、そこから対話の可能性が見えることも多いです」

実際、奥さんを介護中の岡田さんも、演劇を介して奥さんへの接し方が変わったのだとか。これを菅原さんは「ボケを演劇で受け入れる」と表現する。

「奥さんの物語の脇役になってあげることで、穏やかな気持ちで介護に向かうことができているようです。『演技』というと悪いイメージもありますが、自分の都合を押し付けず相手の世界に寄り添うために生まれる演技なら、これほど素晴らしいものはないと思います」

演劇には人を生かす力もある

介護が菅原さんのターニングポイントになったように、OiBokkeShiとの出会いは岡田さんの人生を大きく変えている。

「岡田さんにとって演劇は命そのもの。できることが増えたり、奥さんの介護のストレスも減ったり、心身の健康に繋がっているのは明らかです。演劇には人を生かす力もあるのだと、彼が身を以て教えてくれています」

そんな岡田さんを通して、菅原さん含む共演者は演劇の力を感じ、観客の皆さんも元気になる。菅原さんが毎回の舞台で目の当たりにしているのは、そんな良い循環だと言う。

今、日本は超高齢化社会の最中。「老い・ボケ・死」の固定概念を崩すOiBokkeShiが世代を越え広まっているのは、至極自然な流れに思える。コロナ禍で数週間先の公演予定さえ定まらない日々が続くが、今後はどんな展開を予定しているのだろう。

「コロナ禍であっても介護は決してストップしません。岡田さんとの関わりにおいては、演劇も同様で、認知症の悪化や身体能力の低下を防ぐためにもOiBokkeShiとして働きかけ続ける必要があると感じます。この演劇の力を信じて、今後は地域の高齢者や演劇初心者の人にも、もっと芝居に参加してもらえるようにしたいです」

オンライン稽古にも挑戦し、今後は介護と演劇に関するプラットフォームを作る予定もあるという菅原さん。介護と演劇、双方の現場での気づきを落とし込んだ表現は、今の日本を映す鏡となり、ますます多くの人の心に響きそうだ。

Recommends 壌メンバーのお気に入り

「居てもいい場所」 をデザインする。 にじんだ線で描かれるこれからの建築
蜂須賀 ちなみ ライター

周りに助けてもらってもいい、完璧である必要はない。余白がデザインされた山﨑さんの関係論的な設計は、人間のやさしさ・個性を引き出すものであるように感じます。

ラベルを剥いだのちに見つかる「自分らしさ」を祝福する
吉田 周平 写真家

本来の自らに由るのが、自由。互いのらしさを知り会うことから、みんなの自由が始まる。ジェンダーの話に限らず、私たちが生きたい未来への起点だと感じました。

「ゆるめる」というマイノリティだからこそ生み出せる価値
ライラ・カセム グラフィックデザイナー・大学研究員

澤田さんは自然と活動にインクルーシブデザインの理念をとりいれ、変に強制しない「ゆるさ」を軸に人を繋げます。マジョリティーの視点とマイノリティーの視点をうまく掛け合わせ、今までにない仕組みや仕掛けをつくる天才です。

Landscape of Care 都市が人々を受け入れるためにできること
杉本 恭子 ライター

「ケア」という視点でまちを見て、目に見えない体験や声を聞いて、共有されていく「Landscape of care」。誰ひとり取り残さない世界とは、きっとこのようにつくられるのだと思いました。

誰もが声を上げ主体者になれる環境から生まれたサイニングストア
桑原 雷太 フォトグラファー

ほぼ毎日のように利用しているスターバックス。他のカフェとは違うスタッフのホスピタリティの質が何処から来るものなのか、この記事に書かれていることから読んで納得。

「老い・ボケ・死」をポジティブに捉え直すための演劇
杉田 真理子 アーバンリサーチャー・編集者

「インクルーシブ」という言葉がもっと身近になるヒントと具体事例が詰め込まれた良記事。読みながら、大切な人たちの顔が浮かびました。

ラベルを剥いだのちに見つかる「自分らしさ」を祝福する
小笠原 舞 合同会社こどもみらい探求社 共同代表

共感と気づきが多く、課題の本質をどう捉えていくかのプロセスが見える記事でした。自分の心がどこで動くのか、感じながら読んでみてください!

可能性を追求し、限界を切り拓く。ALS当事者になって一層高める自分らしい生き方
池尾 優 編集者・ライター

技術が進化した今、たとえ声を失っても、クリエイティビティとモチベーションがあればアウトプットはできる。彼の存在はすべての表現者を奮い立たせてくれると思います。

「ゆるめる」というマイノリティだからこそ生み出せる価値
原口 さとみ 編集者・Public Relations

意図的に人を不幸にするクリエイティブなんて存在しない(であってほしい)。そう思うと、幸福を追い求めるというそもそもの「福祉」とクリエイティブって同線上のものなんでは?という嬉しい気づきに出会えました。

「老い・ボケ・死」をポジティブに捉え直すための演劇
加藤 甫 写真家

自分という専門性の外にある理由を探すための、問いを見出すことこそが創造的なのだと、改めて。いまはまだ媒介者としての異なる他者を通じて気づく。早く普通になりますように。

「老い・ボケ・死」をポジティブに捉え直すための演劇
山﨑 健太郎 建築家

何年か前に菅原さんとお話ししたが、その時に見せてもらった”岡じい”の役者魂と表情が忘れられません。見ているこちらも満たされた気持ちになってくるから不思議。

誰もが声を上げ主体者になれる環境から生まれたサイニングストア
乾 和代 ライター

印象的だったのが「働くパートナーにとっても来店客にとっても、新たな気づきをもたらす場所」という言葉。カタチを整えるのではなく、共にコミュニケーションを重ねながら幸せの形を作っていくのが福祉なのではと感じさせられました。

「人には必ず、自分の身体を愛する権利がある」身体的特徴を生かしたダンスが伝えるもの
新原 なりか ライター・編集者

“多様性” という一言では語れない・括れないのが多様性。森田さんの「具体的な個々の事実を積み上げる」という姿勢とその実践から、多様性に本気で向き合う勇気をもらった。

ラベルを剥いだのちに見つかる「自分らしさ」を祝福する
松本 敏治 公認心理師・特別支援教育スーパーバイザー・臨床発達心理士

性別、年齢、人種、職業、障害、そして”LGBTQ”さえもラベルかもしれない。それらを超えて「自分らしさ」のひとことに開放を得たとき人間関係は意外にも心地よかった。

誰もが声を上げ主体者になれる環境から生まれたサイニングストア
マエダ ユウキ イラストレーター

スタバというものすごくポピュラーな場所でコミュニケーションの表現方法は違えど認め合えるハッピーな出会いがあることは素晴らしいことだと感じました。

「居てもいい場所」 をデザインする。 にじんだ線で描かれるこれからの建築
Sakasano Kasa イラストレーター

病院の中に〇〇室、ではない場所があるのいいですね。特定の誰かのためでないことは、誰に対してもオープンであるということ。神戸のアイセンター、いつか遊びに行きたい。

「ゆるめる」というマイノリティだからこそ生み出せる価値
相羽 崇巨 詩人・ミュージシャン

本来スポーツは強い弱いではなく、笑顔になり、団結して一つの目標を目指し、個性や自分らしさを認め合えるもの。私自身も支援学校でスポーツの楽しさを知りました。ゆるスポーツが当たり前の風景になりますように。

「居てもいい場所」 をデザインする。 にじんだ線で描かれるこれからの建築
木村 華子 フォトグラファー・現代美術家

「利用者の心のレベルに合せて居たい場所を自然に選べるようになっている」という一文がとても印象的でした。これから建築における空間の捉え方、見え方が変わりそうです。

「人には必ず、自分の身体を愛する権利がある」身体的特徴を生かしたダンスが伝えるもの
菅原 直樹 「老いと演劇」OiBokkeShi

自分の身体に正直な方法を探ってきた森田さんのパフォーマンスは、多くの人々に表現の扉を開かせ、自分自身と向き合う場を生み出すのだろう。表現の可能性にドキドキした。

可能性を追求し、限界を切り拓く。ALS当事者になって一層高める自分らしい生き方
森田 かずよ ダンサー・女優

「限界はない」という言葉をここまで実践している人はいないのではないか、と感じる。テクノロジーによって生き方が拡張していく姿は可能性に溢れている。

未来を切り開く研究テーマは現実に疑問をもつことに始まる
篠田 栞 ライター・劇作家

津軽弁と自閉症というユニークなご研究テーマに興味惹かれました。「障害」「ダイバシティ」と一括りにするのではない、"目の前のリアルな現実"を見つめることに未来を切り拓いていくヒントがあるという点に深く共感しました。

時間をかけて手に入れた自分の説明書が、 自分の生き方をカタチ作る
津久井 珠美 フォトグラファー

単純に、相羽さんの自然体の生き方、ことば、音楽から、元気とHappyをもらいました!!

「老い・ボケ・死」をポジティブに捉え直すための演劇
大谷 明日香 Creative Studio REING代表

「インクルーシブデザイン」という言葉が普及していく中で、時にその言葉が形骸化していないか疑問を抱くことがあります。「その中心には当事者がいる」という、シンプルで最も重要な考えに基づいた取り組みをされていて大変感銘を受けました。

「人には必ず、自分の身体を愛する権利がある」身体的特徴を生かしたダンスが伝えるもの
土門 蘭 文筆家

「自分の身体が正直に動く方法を探ること」を大事にされてきたという森田さん。美の基準は社会側にあるのではなく個人側にあるのだと、大切な気づきをいただきました。

「老い・ボケ・死」をポジティブに捉え直すための演劇
堤 大樹 Eat, Play, Sleep inc. クリエイティブディレクター

「自分の心身の感覚が鈍ること」が恐ろしいと感じていたし、そういったことを無意識に遠ざけていたけど、少し老いが身近なものになりました。

答えをくれたのはこどもたち。《おやこ保育園》から溶けはじめる家族の線、社会の線
峯 大貴 ANTENNA副編集長・ライター

保育や教育の世界にもその人らしさや自由さを持ち込もうとする気概に胸を打たれる。また助け合い文化が残る長田に移住されたことに代表される、過去に恩恵を受けつつ、今に活かしていく生き方が美しいと思いました。

「ゆるめる」というマイノリティだからこそ生み出せる価値
重松 佑 Shhh inc. クリエイティブディレクター

スポーツは小学生の運動会でも「勝った負けた」の世界。それを「楽しく面白い」ものにゆるめていく。クリエイティブってこういうこと!と何度も頷きながら読みました。

「ゆるめる」というマイノリティだからこそ生み出せる価値
宇都宮 勝晃 Shhh inc. デザイナー

自分を責めず、隅へと押し込めず、自分にとっての生きやすさをひらくための「ゆるめる」。こんなやり方があったんですね。読み進めながら肩の力がほどけていく自分がいました。

「老い・ボケ・死」をポジティブに捉え直すための演劇
MISSISSIPPI 画家・コミック作家

車椅子に乗ってる人はスーパーパワーの持ち主なんだよ。ラストの父子の会話のエピソードが鮮烈で、マンガのストーリーを考える上で大きなヒントになりました。

「ゆるめる」というマイノリティだからこそ生み出せる価値
今津 新之助 SOCIAL WORKERS LAB ディレクター

自らの違和感に正直に向き合って、生きるうえで大切にしたいのは何かを見直そうと思わせてくれた。福祉の世界にある「余白」の面白さや可能性を語ってくれているのも嬉しい。

ラベルを剥いだのちに見つかる「自分らしさ」を祝福する
高田 亜希子 SOCIAL WORKERS LAB プロジェクトマネージャー

多様な「個」の受け入れというと、他者との関係性を思い浮かべるが、「自分との関係性」に焦点を当てられ、興味深かった。福祉であるかないかも自分で無意識に「ラベル」をつけているなぁと思いました。

「居てもいい場所」 をデザインする。 にじんだ線で描かれるこれからの建築
大澤 健 SOCIAL WORKERS LAB 学生インターン

「線」を見つめ直し、描き直すことによって世の中はよりよいものにできると信ずる者として、人を介在させることで線をにじませようという建築家の挑戦に心を打たれた。