すき込むメディア
さわって確かめる、
隣にあるのに
知らない世界
「鋤く」という言葉があります。
元々農業用語で、土をかきまぜることで
微生物や栄養を行き渡らせることを指します。
こうすることではじめて土が豊かになり、
元気な植物が育つ環境になるのです。
「壌(JYOU)」では多様な
業界・分野の中に散らばる
「福祉的な視点をもったひと・もの・こと」を
可視化し、すき込むことで、
「私たちはどうすれば幸せに暮らせるのか」や、
「そもそも幸せな暮らしとはなにか」を
模索します。
「鋤く」という言葉があります。
元々農業用語で、土をかきまぜることで
微生物や栄養を行き渡らせることを指します。
こうすることではじめて土が豊かになり、
元気な植物が育つ環境になるのです。
「壌(JYOU)」では多様な
業界・分野の中に散らばる
「福祉的な視点をもったひと・もの・こと」を
可視化し、すき込むことで、
「私たちはどうすれば幸せに暮らせるのか」や、
「そもそも幸せな暮らしとはなにか」を
模索します。
LIFE OF LINES
ラインズ
その線はいつ誰が
引いたの?
記念すべき第一回の特集は
「ライフ・オブ・ラインズ」。
社会の中で見えているもの、
見えていないもの、
私たちを分断する様々な「線」に
フォーカスをあて取材を行いました。
線が生まれた理由や背景に迫るだけでなく、
完全に取っ払うことが難しいこの線を
引き直したり、太くすること、
にじませるなどの
アプローチが可能なのか、
知る機会としてみませんか?
Index 目次
Introduction はじめに
ライフ・オブ・ラインズ LIFE OF
LINES
地域・社会・
コミュニティの中に
ひそむ線
人は大小の社会をつくりだして暮らす生き物だ。
でも僕たちがつくりだしたそこにはいつのまにか、
様々な不均衡を生み出す線が潜んでいた。
今、その線はどのように引き直されているんだろう。
-
誰もが声を上げ主体者になれる環境から生まれたサイニングストア
スターバックス コーヒー nonowa国立店 -
人やモノの背景にあるストーリーから「問い」を立てる。インクルーシブデザインのあり方
ジュリア・カセム(京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特命教授)
ライラ・カセム(グラフィックデザイナー・大学研究員) -
Landscape of Care 都市が人々を受け入れるためにできること
杉田真理子(リサーチャー・アーバニスト) -
答えをくれたのはこどもたち。《おやこ保育園》から溶けはじめる家族の線、社会の線
小笠原 舞(こどもみらい探求社共同代表)
ライフ・オブ・ラインズ LIFE OF
LINES
目の前の
誰かとの間に
横たわる線
年齢だったり、性別だったり、人種だったり、
趣味趣向を理由に「自分と他者との違い」への意識は
私たち一人ひとりの中に存在する。
でも大切なのは、その違いの延長線上には自分もいる
ということを想像することなのかもしれない。
ライフ・オブ・ラインズ LIFE OF
LINES
自分の中に
ある線
アインシュタインは「常識」のことを
「18歳までに身につけた偏見のコレクション」
と言った。そういった偏見は小さな頃から刷り込まれ、
自分自信を縛ることがある。そのいつのまにか勝手に
引かれた線はどのように乗り越えることができるだろう。